5年後の4月。

僕は日本行きの飛行機に乗っていた。

刻々と近づいてくる。

空港に着いた瞬間。

「風くん。こっち。」

声の方を向くと美しい女性がいた。

高校で再会したときのように
時間の流れがゆっくりとなった。