ふぅ~よく寝たぁ。
あ、もうこんな時間か学校行かないと。制服制服~…

よし、学校へれっつごーだ。

ん？今日はやけに道が混んでる~…

歩きにくいなぁ…

ってあれ？

あれは佐々木優香じゃないの？

あんなところで何してんだ…？

チラチラしながら歩いてるな。

まぁいいや。

私には関係ないし。

学校に到着！

「おはよーございます。」

視線が集まる。

いつもの通りだわ。

でもやっぱり佐々木優香がいない。

「零ちゃんおはよー？今日はどうしたいー？また下着写真ー？それとも全裸にしちゃうー？」

「それより私も用があるの。このお守りを優香ちゃんに渡して欲しいんだ。」

「あんたからのお願いって珍しいわねー。気持ち悪まぁいいわ。渡しておいてやるから体育館裏に早く行こうよ？ね？」

また始まった。面倒くさ。

まぁ、あの封筒の紙に書いてあったことが本当なら明後日には死ぬのかな。


本当に死んだら次は来夢だな。

「来夢…あいつのスマホの中の私の写真を全部消さないとなぁ…」

なーんて呟いたり。

と考えてるうちにまた体育館裏に連れていかれる。

瑠衣がニヤニヤしている。なんか嫌な予感がする。

「ねぇねぇ、零ちゃんお財布持ってるぅー？」

と私の体を探りながら財布を探す瑠衣。

瑠衣？ん？こいつは金持ちのはず…

なんで財布を探してるんだ？

と疑問を持っているうちに、財布がぬかれた。

「えぇー！こんだけしかはいってないのー？」

わざとらしく大きな声で言う瑠衣に、少し苛立ちがあった


まあいいよ。

そんなことやってられるのも今のうちだから…

近いうちに地獄を見せてあげる…