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「ふぁーぁ」
「眠い」



あくびをしながらトボトボ歩いていると




「に〜な〜!」

「おっはよ〜!!」
後ろから耳に響く大きな声が聞こえた





〈 説明しよう!
この子は世界一うるさいと言っても
いいぐらい元気で
私と性格が真逆の親友
涼野 優香 (すずの ゆうか)
ニックネーム ゆっか 〉


「なーにブツブツ言ってるの?」

そう言いながら顔をのぞき込んできた



「なーんでもない」
「てか、朝からうるさいなぁ」


「びっくりしたでしょ?笑」


あんまり、愛想が良くない
私にゆういつ喋りかけてくれる親友だ



「って、もうこんな時間!」
「にな、走るよ!」


「えっ!ちょ、速い」
「まっ、、」

その時向こうから走ってくる人に気づかず
ぶつかってしまった


「いってー」

同じ制服もしかして、同じ学校。。

「て、、ご、ごめんなさい」

「わりー、急いでて」
「じゃ遅れるから」


そう言って彼は走って行ってしまった








「にな!大丈夫??」

「あーごめん、ごめん」
「私のせいで遅刻しちゃうから先行ってていいよ」

「何言ってるの、
どうせ遅刻するなら二人で遅刻しよ!」
「てか、さっきの人遅れるからって
ちょっと感じ悪いよね」

「男子ってそうゆうもんじゃない?」







そう
どうせ、男子なんて。。。

「自分の事しか考えてないんだよ。」



「なんか言った??」

「ううん、何でもない」
「それより、早く行こ!」