あッ・・

不意に繋がれた手は、温かかった。

  

何時間かたって、辺りが暗くなってきた。

「もうそろそろ帰るね」

「まぢ・・」

・・・・、

「最後にキスする?」

「うん」


このときの決断は間違ってなかったよね・・・・?

あたしのファーストキスは、裕輔によって奪われた。


ゴメンね・・

少しだけ・・・裕輔の顔を佑哉先輩に重ねてました...