「これは、これは花蘭女王様ではありませんか」

「!?」


聞き覚えのある声が背後からし、勢いよく振り返った。


「はははっ。また、こんな場所でお会いできるとは思ってもみませんでした」

高笑いをしながら、そう言った男はー…









「…北国の王…」