「唯ちゃんは……………
俺に、何の関心ももってなかった。
教師を目指す俺以外には。
一緒に夢を見る相手が欲しかったんだ。
…………いわゆる、男友達だな。
コウが言うように…………ゆっくり待ってあげたいと思っていたけど……
心を萎えて………焦ってしまった。
結局、泣かせて終わった。
好きなら頑張れって言われた言葉が………
今さら心に刺さってきた。
……………別れてからの方が………好きだったんだなぁって感じるんだ。
後悔ばかりで……………辛い。」

そう言うと…………話してスッキリしたのか…………

突っ伏して寝てしまった。

寝れなかったんだろうな。

お茶と弁当を冷蔵庫に入れて、毛布をかけて帰った。