once again〜season2〜

「蓮さん、ありがとう。兄も凄く喜んでた。いつもの兄に戻ってたぐらいだから、安心したんじゃないかな」

「俺は、涼香の為にやったんだ」

私の為にやったんだ、と言いながら蓮さんは私を後ろから抱きしめた。

「これ以上、涼香の事を待つなんて事、俺は出来ないからな。早く、俺だけの涼香になってほしいんだ」

耳元で囁くように話しかけられ、ゾクゾクとする欲情に襲われる。

「れ、蓮さん…、私はもう…蓮さんの…」

「まだだ、まだ。早く如月涼香になってくれ…」

優しく耳を啄ばまれた。

「あっ…」

小さく声が漏れた。

その場に立っていられない程の熱量に、私は膝から崩れるように蓮さんに身体を預けた。



翌朝、気がつくと私は蓮さんの胸の中にいた。

「綺麗な顔…相変わらず、綺麗だなぁ」

長い睫毛に触れようとしたその時、ガシッとその手を掴まれてしまった。

「綺麗ってな…男に言うセリフじゃないだろ?」

「だって…綺麗なんだもん…」

「そうか?涼香には負けるよ…、綺麗だよ」

そう言うと、蓮さんは掴んだ手にキスをした。