「ふっ、俺もまだまだだな…」
黙って聞いていた兄が、小さく笑った。
「お義兄さん?」
「ありがとう…涼香、蓮君。助けたい、一心で周りが見えてなかったのは事実だ。俺が出来ることは医者だから、それしかない、って。経営からなんて考えてもなかったよ」
私と蓮さんは顔を見合った。
よかった…これで…
「お義兄さん、強引に話を進めて申し訳ありませんでした。言ってしまえば、私も涼香との事しか考えていなかったので、きついことを言ってしまったかもしれません。愛する人の為に何かをしたいと、言う思いは同じです」
「蓮君、君が義弟になる事を誇りに思うよ」
兄さんと蓮さんが握手を交わしていた。
園田さんも安心したのか、顔から笑みがこぼれていた。
「社長…今後のスケジュールを…」
「お、おぉ、そうだったな…蓮君。スケジュールを園田に確認してくれるかな?その君の同級生といつ会えばいいか…」
「あ、はい。じゃ、園田さん…」
園田さんと蓮さんが、スケジュールを合わしている間、私は兄さんと話をしていた。
「お前のダンナは手強いな。お前より、怖い存在だよ」
「だ、ダンナって…」
「早く、結婚しろ。盛大に祝ってやる」
見通しがついたからか、いつものやり手の兄さんがそこにいた。
黙って聞いていた兄が、小さく笑った。
「お義兄さん?」
「ありがとう…涼香、蓮君。助けたい、一心で周りが見えてなかったのは事実だ。俺が出来ることは医者だから、それしかない、って。経営からなんて考えてもなかったよ」
私と蓮さんは顔を見合った。
よかった…これで…
「お義兄さん、強引に話を進めて申し訳ありませんでした。言ってしまえば、私も涼香との事しか考えていなかったので、きついことを言ってしまったかもしれません。愛する人の為に何かをしたいと、言う思いは同じです」
「蓮君、君が義弟になる事を誇りに思うよ」
兄さんと蓮さんが握手を交わしていた。
園田さんも安心したのか、顔から笑みがこぼれていた。
「社長…今後のスケジュールを…」
「お、おぉ、そうだったな…蓮君。スケジュールを園田に確認してくれるかな?その君の同級生といつ会えばいいか…」
「あ、はい。じゃ、園田さん…」
園田さんと蓮さんが、スケジュールを合わしている間、私は兄さんと話をしていた。
「お前のダンナは手強いな。お前より、怖い存在だよ」
「だ、ダンナって…」
「早く、結婚しろ。盛大に祝ってやる」
見通しがついたからか、いつものやり手の兄さんがそこにいた。


