「私でいいんですか?」
「佐伯じゃなきゃ…意味がないんだ」
私を見つめたまま、テーブルに置いていた手に指を絡ませ氷室さんは、
私じゃなきゃ意味がないんだ、私が欲しいと言った。
「よろしくお願いします」
私は返事を返した。
「ありがとう。幸せにするよ」
絡めた指の力が一層強くなった。
「美玲って呼んでもいいのかな?」
「えぇっ!それは…」
「それは、ってダメかい?」
「会社では…ちょっと…」
「じゃ、プライベートならいいって事だね。美玲も匠って呼んでくれると嬉しいんだけど?」
「…っ、は、はい」
いざ、付き合うとなっても私は、当分このドキドキからは逃げる事が出来ないだろう。
氷室さん…匠さんか。
涼香になんて言う?
びっくりするかな、有里華もびっくりするかな、ううん。きっと、やっぱりね、って言うかな。
私は、新しく開いたドアの前に立っていた。
前に進もう、匠さんと共に…。
「佐伯じゃなきゃ…意味がないんだ」
私を見つめたまま、テーブルに置いていた手に指を絡ませ氷室さんは、
私じゃなきゃ意味がないんだ、私が欲しいと言った。
「よろしくお願いします」
私は返事を返した。
「ありがとう。幸せにするよ」
絡めた指の力が一層強くなった。
「美玲って呼んでもいいのかな?」
「えぇっ!それは…」
「それは、ってダメかい?」
「会社では…ちょっと…」
「じゃ、プライベートならいいって事だね。美玲も匠って呼んでくれると嬉しいんだけど?」
「…っ、は、はい」
いざ、付き合うとなっても私は、当分このドキドキからは逃げる事が出来ないだろう。
氷室さん…匠さんか。
涼香になんて言う?
びっくりするかな、有里華もびっくりするかな、ううん。きっと、やっぱりね、って言うかな。
私は、新しく開いたドアの前に立っていた。
前に進もう、匠さんと共に…。


