once again〜season2〜

「どうしたの?美玲」

「あ、涼香!聞いてよ!」

仕事終わりに涼香を呼び出した私。

「ごめんね、大変な時に。でも聞いてほしくって」

「ううん、大丈夫よ。最近やっと落ち着いてきたから。何か心配事?」

「それがね…」

「へぇ…室長、人事部に人を出してもらおうか、って言ってたけど、美玲に話が行ったんだ。嫌よね、通常の人事とは違うから。役員が勢ぞろいだもんね。私も最初は緊張したもん。でも美玲なら大丈夫でしょ?」

「な、大丈夫じゃないから発狂してるんじゃないの」

そう?と言いながら涼香は、運ばれてきた料理を口にしていた。

「だけどさ、あの会議凄いのよ。室長の凄さが分かるから。美玲も一回見ておいた方がいいわよ。私、あの会議に出てから室長の見る目が変わったから」

「なに、それ…」

「ん、なんて言うかな。蓮さんの右腕って言われてるのが、よく分かるって感じかな」

「そうなんだ…」

そう言われて、氷室さんが仕事している所なんて、人事部にいたら見る機会もないんだ。
これはチャンスかも?

涼香に言われて、会議に出るのが楽しみになりかけていた。