それから数日、変わりない日を過ごしていた。
涼香の方も少し落ち着いたようで、時間があると3人で飲もうと声をかけてくれるようになっていた。
有里華から、いつ涼香に話するの?と何度も聞かれたけれど、まだ何も始まっていないのに、氷室さんとの事を報告するまではないと、話す事を躊躇していた。
そんなある日だった。
いつものように仕事をしていると、人事部長から呼ばれた。
「鳥越部長、お呼びでしょうか」
「おぉ、佐伯君か。すまないね、秘書課の氷室室長から、さっき連絡があってね」
氷室室長と聞いて、心臓が音を立てる。
「は、はい。氷室室長が何か?」
「今度、如月専務が社長になるにあたっての会議があるだろう。その時、議事録作成に人事部から人を出してほしいって言われてね。私から、佐伯君、君を推薦しといたから。頼んだよ」
へぇ、会議…って、
「す、推薦ですか?え?どうして私なんですか?もっと適任者いらっしゃるじゃないですか」
「いやいや、君は速記も出来るしね。頼んだよ。人事に関わることも議題として上がってるから、人事部から出してくれ、と頼まれたんだよ」
「は、はい。分かりました」
ガチャ
「失礼します」
部長室を出た私はそのままトイレに駆け込んだ。
「あ、もしもし。涼香?私。今日時間ある?」
涼香の方も少し落ち着いたようで、時間があると3人で飲もうと声をかけてくれるようになっていた。
有里華から、いつ涼香に話するの?と何度も聞かれたけれど、まだ何も始まっていないのに、氷室さんとの事を報告するまではないと、話す事を躊躇していた。
そんなある日だった。
いつものように仕事をしていると、人事部長から呼ばれた。
「鳥越部長、お呼びでしょうか」
「おぉ、佐伯君か。すまないね、秘書課の氷室室長から、さっき連絡があってね」
氷室室長と聞いて、心臓が音を立てる。
「は、はい。氷室室長が何か?」
「今度、如月専務が社長になるにあたっての会議があるだろう。その時、議事録作成に人事部から人を出してほしいって言われてね。私から、佐伯君、君を推薦しといたから。頼んだよ」
へぇ、会議…って、
「す、推薦ですか?え?どうして私なんですか?もっと適任者いらっしゃるじゃないですか」
「いやいや、君は速記も出来るしね。頼んだよ。人事に関わることも議題として上がってるから、人事部から出してくれ、と頼まれたんだよ」
「は、はい。分かりました」
ガチャ
「失礼します」
部長室を出た私はそのままトイレに駆け込んだ。
「あ、もしもし。涼香?私。今日時間ある?」


