「そう怒らなくてもいいんじゃないのか?」
「怒ってませんよ」
「怒ってるだろ?話しかけても返事してしてくれないし」
「してくれない、じゃなくてしたくないんです。ただそれだけです」
「それを怒ってるって言うんじゃないのか?」
食事に行くと思っていたら、ドライブだと言われて、びっくりした私は、氷室さんが話かけてきても返事をしなかった。
しなかった、と言うよりしたくなかったから。騙されたみたいだったから。
「怒ってるだろ?」
「怒ってません。騙されたから口聞きたくないんです」
「そんな…君とドライブに行きたかったんだよ…。話がしたくてね、ダメかい?」
「…っ」
ズルい。
氷室さんはズルいよ。
簡単にこんな事するんだから…
話がしたくてね、と言いながらハンドルを握ってない方の手が、私の膝の上にある手を握ってきた。優しく。
「ダメかい?会社じゃ話しかけても逃げるだろ?ゆっくり誰もいないところで話がしたかったんだ」
「っ…」
握られたその手が、さらに強くなった。
そして、優しく指の間に、氷室さんの指が絡みついた。
「こんな事、誰にもしてると思わないで。もっと君を知りたいんだ」
「氷室…さん…、あの…」
「今日は帰さないよ。覚悟して」
私…どうなっちゃうんでしょう?
「怒ってませんよ」
「怒ってるだろ?話しかけても返事してしてくれないし」
「してくれない、じゃなくてしたくないんです。ただそれだけです」
「それを怒ってるって言うんじゃないのか?」
食事に行くと思っていたら、ドライブだと言われて、びっくりした私は、氷室さんが話かけてきても返事をしなかった。
しなかった、と言うよりしたくなかったから。騙されたみたいだったから。
「怒ってるだろ?」
「怒ってません。騙されたから口聞きたくないんです」
「そんな…君とドライブに行きたかったんだよ…。話がしたくてね、ダメかい?」
「…っ」
ズルい。
氷室さんはズルいよ。
簡単にこんな事するんだから…
話がしたくてね、と言いながらハンドルを握ってない方の手が、私の膝の上にある手を握ってきた。優しく。
「ダメかい?会社じゃ話しかけても逃げるだろ?ゆっくり誰もいないところで話がしたかったんだ」
「っ…」
握られたその手が、さらに強くなった。
そして、優しく指の間に、氷室さんの指が絡みついた。
「こんな事、誰にもしてると思わないで。もっと君を知りたいんだ」
「氷室…さん…、あの…」
「今日は帰さないよ。覚悟して」
私…どうなっちゃうんでしょう?


