once again〜season2〜

「それじゃ…」
と、言いながら氷室室長は食堂から出て行った。

「ふー、ほんと室長って何を考えてるのか、分からないわ」

涼香を見ると、顔を真っ赤にして手で顔を仰いでいた。

「り、涼香でも、氷室室長って苦手なの?」

「へ?何言ってるの?あんなの慣れる訳ないじゃない。まぁ、最初の頃に比べるとだいぶましだけどね」

「へぇ、そうなんだ…」

「何?何かあったの?室長と?」

慌てて首を横に振り、

「ないない」

と否定した。
ないよ、まだないから…まだ。

「ふーん。まぁ、いいけどね」

涼香からの変な視線を交わしながら、お昼ご飯を食べ、午後の仕事に戻った。

「ふー。涼香にもバレたんじゃないかと思った。でも、今日のあの格好もダメだわ。ほんと心臓に悪すぎる」

ブツブツと独り言を言いながら、データ入力をして、仕事をこなしていた。