「あの人、秘書にしとくのにはもったいない、って話だもんね」
「そうだと思うよ。あの人やり手だよ」
2人で頷き合っていた。
まさか、それがこんなにも深く関わり合うなんて、この時は私も涼香も想像だにしていなかった。
涼香が蓮さんと付き合っていると言うことを聞いた私は、驚いたけれど、嬉しかった。
いつも隠れるように過ごしていた涼香が、幸せになれるのなら、って。
だけど、結婚が決まった時、何故だか分からないけど、匠さんに送ってもらう事になった。
そう、あれから私…匠さんと。
「なんだか、すみません。送ってもらって…」
「いや、蓮に頼まれたら断れないしね。女性をあんな時間に1人で帰す訳にはいかないから」
氷室室長は、前を向いたままハンドルを握っていた。
私はその横顔を見つめていた。
やっぱりカッコいいな、この人。
如月専務もカッコいいけど、この人は色気があるよな。
涼香もよくこんな人とまともに仕事が出来るわよね…
「…そんなに見られると穴が開きそうなんだけど?」
不意に話しかけられ、私はびっくりしてしまった。
「ひゃあ」
慌てて口を押さえたけれど、間に合わず。氷室室長は笑いを堪えていた。
「ククッ、高瀬も面白いけど佐伯、君も変わってるね」
「いや、あ、あの…」
何、この人。
ダメでしょ!
「そうだと思うよ。あの人やり手だよ」
2人で頷き合っていた。
まさか、それがこんなにも深く関わり合うなんて、この時は私も涼香も想像だにしていなかった。
涼香が蓮さんと付き合っていると言うことを聞いた私は、驚いたけれど、嬉しかった。
いつも隠れるように過ごしていた涼香が、幸せになれるのなら、って。
だけど、結婚が決まった時、何故だか分からないけど、匠さんに送ってもらう事になった。
そう、あれから私…匠さんと。
「なんだか、すみません。送ってもらって…」
「いや、蓮に頼まれたら断れないしね。女性をあんな時間に1人で帰す訳にはいかないから」
氷室室長は、前を向いたままハンドルを握っていた。
私はその横顔を見つめていた。
やっぱりカッコいいな、この人。
如月専務もカッコいいけど、この人は色気があるよな。
涼香もよくこんな人とまともに仕事が出来るわよね…
「…そんなに見られると穴が開きそうなんだけど?」
不意に話しかけられ、私はびっくりしてしまった。
「ひゃあ」
慌てて口を押さえたけれど、間に合わず。氷室室長は笑いを堪えていた。
「ククッ、高瀬も面白いけど佐伯、君も変わってるね」
「いや、あ、あの…」
何、この人。
ダメでしょ!


