私と匠さんが出会ったのは、如月商事の入社式の時だった。
その時、まだ蓮さんはフランス支社にいたから、私達の入社式には出席していなかった。
「美玲、緊張してきた!私どこの配属だろ?」
「涼香は総合職希望でしょ?叶うんじゃないの?」
「な、なんで美玲そんなに落ち着いてんのよ!」
私の横で涼香が、緊張のあまりずっと喋っていた。
涼香は高校からの同級生で、たまたま同じ会社を受けて合格していた。
「私は、どこの課でもいいもん。涼香だったら、秘書課でもいいんじゃないの?」
「は、な、何を言ってる!冗談でも止めてよね」
うんざりした表情で私を見た涼香は、首を横に振った。
「あ、あれ…」
「ん?あ、」
涼香が何かに気がつき、私もその視線の先に目をやった。
そこには社長秘書である、氷室室長が立っていた。
「凄い、目力よね。あの人には見つかりたくないわ」
ボソッと涼香が言った言葉に私は深く頷いた。
元々、涼香の姉がモデルのRURIなのを知っていたから。あまり目立ちたくないんだと話してくれていた。
その時、まだ蓮さんはフランス支社にいたから、私達の入社式には出席していなかった。
「美玲、緊張してきた!私どこの配属だろ?」
「涼香は総合職希望でしょ?叶うんじゃないの?」
「な、なんで美玲そんなに落ち着いてんのよ!」
私の横で涼香が、緊張のあまりずっと喋っていた。
涼香は高校からの同級生で、たまたま同じ会社を受けて合格していた。
「私は、どこの課でもいいもん。涼香だったら、秘書課でもいいんじゃないの?」
「は、な、何を言ってる!冗談でも止めてよね」
うんざりした表情で私を見た涼香は、首を横に振った。
「あ、あれ…」
「ん?あ、」
涼香が何かに気がつき、私もその視線の先に目をやった。
そこには社長秘書である、氷室室長が立っていた。
「凄い、目力よね。あの人には見つかりたくないわ」
ボソッと涼香が言った言葉に私は深く頷いた。
元々、涼香の姉がモデルのRURIなのを知っていたから。あまり目立ちたくないんだと話してくれていた。


