「そっかー。じゃあ今は、明はしばらくお休みだねー」 「なに、お休みって」 「傷心中でしょー。まあ、休日は私と遊ぼーよ」 そう、ニッと笑う華恋。 私は少し視線を逸らす。 「え、まさか、もう彼氏できたの?!」 「いや、華恋じゃないんだし」 私がそう言うと、華恋は唇を尖らせる。 「失礼だなー」 「……」 昨日、悠人くんからのメッセージを私は思い出す。