ボクは初恋をまだ、知らない。

ニュースキャスターのお姉さんて感じの

清楚な雰囲気の人だった…。

「ただし、性格は中々奇抜な人だ。
ギャップ激しいんだよ。」

続きが見たくなって、
アルバムを捲ろうとしたのに
太陽先生は勢いよくボクの手を止めた。

「……終わりだ。」

止め方がやけに、必死さを感じたので
ボクは先生の手を押しのけて教室内を歩き回って逃げた。

「あっ!こら!!」

太陽先生が追っかけてくる。

だが、ボクはかわす。

ダンス部で鍛えた俊敏な動きが役に立ってる。

太陽先生は必死な顔を隠しているが、
隠しきれてないのを見ると益々続きが気になった。

やっと1枚捲れそうだった時、

突然、ボクの体が先生の腕の力で

壁際に追い詰められた。


「………っっ!?」

何が起こったか一瞬分からなくて
そーっと太陽先生を見上げると、

綺麗な顔がすぐそばに居てボクは固まった。

「教師をからかうな……。」

真剣な表情に、目が離せなくなった……。