「はい!」
「ありがとう!」
そんな何気ない会話だったけど、
それをきっかけにYくんと話すことがふえた。
昨日のテレビの話からすっごくくだらないことまで
そんな毎日が楽しくて仕方なかった。
そんなある日、
「〇〇ちゃんってY君のこと好きみたいよ!?」
その会話が聞こえた瞬間、落ち着かなくなった。
なんでだろう?ずっと考えていた。
小4の私なりに考え、
「あ、Y君のこと好きになっちゃった」と
やっと気づいた。
それから私は休み時間の度にY君に話しかけたり
昼休みに一緒に遊んだり、だんだん帰りも
一緒に帰るようになった。