まさかの、Y君であった!
それがきっかけでまた少しずつではあったが
Y君と話すようになった。しかし、2年もの時間
一言も話さずにいた私は、「Yくんの事が好き!」
などという気持ちは、消えていた。
Y君は中学でバスケを始めた。
私はハンド部に入った。
そおして、部活で慌ただしくしているうちに
中学校1年生はあっという間に終わった。
そして、2年生のクラス発表。
また、私は6組だった。そして、Y君も6組だ!
小学校の頃の私なら喜んでいるはずだが、
好きという気持ちはもうなかった私は
「あ、また一緒か」くらいに思っていた。