好きな人の好きな人は私じゃない

そして迎えた文化祭当日

私たちの作ったカップケーキは思いのほか大盛況で教室も賑わっていた。

お昼時になるとさらに混み始めたため、交代でお昼ご飯を食べることになり、男子が先に食べに行った。

美由「人多すぎ…。」
由奈「ここまで混むと思ってなかったよ。」
美由「確かに。早く男子戻ってこないかな。」
由奈「お腹空いた〜。」

男子「お待たせ。行ってきていいぞ。」

由奈「あんた達3人に任せて行けるわけないでしょ。私残るからみんな先に行ってきていいよ。ついでにいろいろ回っておいで。」
美由「私も残るよ。」
由奈「大丈夫だよ。私は指示出すだけだし。動いてくれるでしょ。」
美由「分かった。ごめんね。」
由奈「ううん。行ってらっしゃい。」

ふぅ…やっと美由と離れられた。
正直キツかったんだよね…。
これでしばらくは戻ってこないしゆっくり出来るな〜。

男子「いらっしゃいませ!!」
由奈「私レジするからそっちお願いね。」
男子「分かった。さすがコンビニ店員!」
由奈「うるさい。さっさと手を動かす!」
男子「はーい。」

それから10分後に蓮達が戻ってきた。

由奈「あ、帰ってきた。」
駆流「おまたせ。」
蓮「ごめん。遅くなった。あれ?ほかの女子は?」
由奈「先にご飯食べに行ってもらった。あと、いろいろ回ってくるから戻るの遅いと思う。」
蓮「そっか。」
由奈「じゃあ、私もご飯食べに行ってくるからあとは任せるよ。あ、蓮!レジできるでしょ。お願い。」
蓮「分かった。」
駆流「行ってらっしゃい。」
由奈「うん。私は回らずにすぐ戻ってくるから。」
男子「助かる。」


はぁ…やっとお昼ご飯だ〜
しんどい。
美由達と会わないようにしよう。
朝からコンビニ寄ってきたしそれでいいか。
まずは荷物取りに行かなきゃ。