注文したご飯が届き、食べながら話していると思いのほか盛り上がってしまってファミレスを出たのは22時を過ぎてからだった。

賢治「やば！もうこんな時間じゃん。2人は家、大丈夫？」
由奈「大丈夫だよ。」
紗栄子「私も大丈夫。」
賢治「そっか。じゃあ、紗栄子は俺が送ってくから蓮は由奈ちゃん送ってくれ。」
蓮「分かった。」
紗栄子「何であんたと帰んなきゃ行けないのよ。」
賢治「家が近いからに決まってるだろ。じゃあ、また明日な！」
由奈「バイバイ。気をつけてね！」
紗栄子「バイバイ。蓮くんいるから大丈夫だと思うけど由奈もね。」
由奈「うん。」
蓮「行くか。」
由奈「うん。」
蓮「楽しかったな〜。」
由奈「そうだね。みんなも来れば良かったのにね。」
蓮「そうだな。でも、みんないたらバレてただろうな。」
由奈「紗栄子にはバレてたしね。」
蓮「うそ!?」
由奈「蓮から私の部屋のフレグランスの匂いがしたんだって。」
蓮「え、鼻よすぎ。」
由奈「いや〜びっくりした。」
蓮「俺もびっくりだわ。」
由奈「次からは気をつけなきゃ…。」
蓮「俺、香水持ってこ。」

ちゃんと家まで送ってもらってこの日はさよならした。