30分後…
待ち合わせ場所である駅前に着いた。

賢治「お、蓮!こっちこっち。てか、何でお前ら一緒に来たんだ?」
蓮「近くでナンパされてたから連れて来た。」
賢治「そういう事か。由奈ちゃん大丈夫だった?」
由奈「うん。ホントしつこくてさ(笑)」
紗栄子「大丈夫だった?蓮君ありがとね。」
由奈「大丈夫大丈夫。」
蓮「いいよ。他には来てねーの?」
賢治「あ〜えっと、美由は用事があるから来ないって言ってたし、駆流も多分寝てる。あとのヤツらも彼女とか彼氏とデートだからってさ。」
紗栄子「クラスメイトと仲良くしてもいいじゃんね。」
由奈「ということは、私達4人だけ?」
賢治「そういう事だな。」
蓮「まぁ、急だったから仕方ない(笑)」
紗栄子「ホントだよ(笑)」
賢治「いいじゃないか。暇だったんだから(笑)」
由奈「私朝からバイトだったんだけど(笑)」
賢治「え、ごめん(笑)」
紗栄子「さ、ご飯食べに行こう。お腹すいた。」
蓮「そうだね。どこ行く?」
賢治「ファミレス。」

4人でファミレスに向かっていると…

男子2人が少し先を歩いていた。

ナンパ男「ねぇねぇ。お姉さんたち今時間ある?俺たちと遊ばない?」
紗栄子「いや、暇じゃないんで。それに今からご飯食べに行くし。」
ナンパ男「俺達が奢るから一緒に行かない?」
紗栄子「知らない人とご飯食べたくないんで。あと、友達と来てるし。」
ナンパ男「友達ってこの子だけでしょ?」
紗栄子「はぁ。」
蓮「あの、俺達の彼女に何か用ですか?」
由奈「蓮!」
賢治「大丈夫か?」
紗栄子「遅い。」
蓮「由奈、知り合い?」
由奈「ううん。知らない人。」
蓮「そう。じゃあ、これからご飯食べに行くんで他あたってください。」

(´Д`)ハァ…めんどくさい。でも、蓮カッコよかった。