蓮「お腹すいた〜。」
由奈「もうお昼だもんね。そろそろ作るか〜。」
蓮「楽しみだな〜。由奈の手料理って何気に初めてかも。」
由奈「あ〜確かにね。お母さんのなら食べたことあるけどね。」

私達がまだお互い付き合ってた頃うちで何度か遊んだことがあった。

蓮「何か手伝う?」
由奈「大丈夫。ゲームしてていいよ。」
蓮「はーい。」
由奈「玉ねぎ切らなきゃじゃん…。目にしみるだろうな。」
蓮「泣くの!?泣くの!?」
由奈「うるさい。泣く前に切っちゃえばいいんだよ。」
蓮「え〜。」

コンコンコンコン

由奈「うわ、やっぱりしみる…。」
蓮「泣いてる?」
由奈「泣いてないです。」
蓮「え、泣いてんじゃん(笑)」
由奈「はいはい。邪魔だからそっちに行ってて。」
蓮「はーい。」

それから10分後…。

由奈「はい。出来たよ〜。」
蓮「美味そう!!」
由奈「久しぶりに作ったらあんまり上手くいかなかった(笑)味は多分大丈夫だと思う。」
蓮「写真撮る?」
由奈「あ、撮る!」
蓮「はい。俺のも撮っていいよ。」
由奈「いいね稼ぎしなきゃ(笑)」
蓮「撮った?」
由奈「うん。」
蓮「じゃあ、いただきます!」
由奈「召し上がれ。」
蓮「…うま!!」
由奈「よかった。」