夏休みが終わっても私と蓮は連絡を取っていた。
さすがに学校があるから毎日はしてなかったけど…。
それでも、話せることが幸せだった。


学校が始まって数日後…。
その日は学校の創立記念日で休みだった。
私はバイトだったけど、蓮は暇だからって言ってバイトが終わるくらいに迎えに来てくれた。早朝から3時間だけだったからその後私の家で遊ぶ予定だっただけなんだけどね。


蓮「お疲れ。」
由奈「疲れた〜。何食べようかな〜。蓮は何食べる?」
蓮「ん〜。俺まだお腹すいてないや(笑)」
由奈「そう?じゃあ何か飲む?」
蓮「これ。」
由奈「それ好きだよね(笑)」
蓮「これおいしいよ。飲んでみたら?」
由奈「遠慮しときます(笑)」
蓮「何で(笑)」
由奈「多分そのうち飲む(笑)」
蓮「それ絶対飲まないやつ(笑)」
由奈「よく分かってるじゃん(笑)」
蓮「おいしいのに(笑)」
由奈「あ〜はいはい(笑)払うよ。」
蓮「由奈の奢り?(笑)」
由奈「いいよ。お姉さんが買ってあげる(笑)」
蓮「うわ〜ムカつく(笑)」
由奈「うるさい。ほら、出して。」
蓮「ごちそうさまでーす(笑)」
由奈「次は蓮の奢りだから(笑)」
蓮「え?聞こえない(笑)」
由奈「うわ〜。都合の悪い時は聞こえないのか〜。そっかそっか。」
蓮「うそうそ。ちゃんと奢ります。それに、荷物も持ちます。」
由奈「おぉ!蓮が優しい!明日雨かな?(笑)」
蓮「うるさい(笑)」
由奈「じゃあ、行きますか。」
蓮「はーい。それにしても暑いな〜。」
由奈「そうだね。灰になりそう。」
蓮「吸血鬼かよ。」
由奈「ヴァンパイアって言って。」
蓮「一緒だわ。」
由奈「ヴァンパイアの方がいいの!」
蓮「あ〜わかったわかった。」
由奈「ホントに何でこんな奴がモテるんだろ。」
自分も蓮を好きな1人なのにね(笑)
蓮「俺カッコイイからさ(笑)」
由奈「あ、うん。そうだね。カッコイイカッコイイ。」
蓮「めっちゃ棒読みじゃん。」
由奈「そんなことないそんなことない。」

2人でじゃれあいながら家に着いた。