夏祭り当日、美由は待ち合わせ時間の2時間前にうちに来た。

由奈「私が浴衣着る前に髪やっちゃうからこっち来て。」
美由「はーい。」
由奈「んー。どうしようかな。」

5分後

由奈「よし、できた。見える?」
美由「うん。かわいい!ありがとう!」
由奈「どういたしまして。じゃあ、準備するから少し待ってて。」
美由「はーい。」

それから準備をして、しばらく涼んでから家を出たのは1時間後だった。

由奈「よし、そろそろ出ようか。」
美由「うん。」
由奈「暑いね。」
美由「こんな暑いのに浴衣はキツイ…。」
由奈「着るつもり無かったのに。」
美由「着て欲しいって言われたら着るしかないよね。」
由奈「うん。でも、2人は普段着でしょ〜。不公平だよ〜。」
美由「ホントホント。」

ピロリン♪

由奈「メールだ。駆流もう着いたって。」
美由「あの駆流が?珍しい。」
由奈「確かに(笑)」