毎日が退屈で、こんな世界で生きているのが苦痛で、味方も居場所もなかった。
あなたに出会った瞬間、体から熱が込み上げてきた。
「この人に出会うために生まれてきたんだ」
本気でそう思った。
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常に強烈な人恋しさを感じていた私は、人との深い繋がりを求めてた。
何気なく始めたSNSで、1人の男性からメッセージが届いた。
初めは、趣味の話やお互いの身の上話などの情報交換。よくあるやりとり。
何ラリーか交わした後…
「ご飯食べて、そのあとホテル行こo(^_-)O」
…そうゆう目的ね。でもいっか。
連絡がマメじゃない彼を振ろうと思ってたところだし。すごく寂しい。
軽い出会いでも、とりあえず次に行こう。
「いいよー」
「どこまで迎えに行けばいい?♩」
…やっぱり怖い。無視しよう。
〜1か月後〜
「行こうよ〜お願いします‼︎‼︎」
しばらくかわしていたら、催促のメッセージが何度も届いた。
ビックリマーク多過ぎだろ‼︎‼︎
どんだけ必死なんだよ…
こんなに懇願するって、この人物凄いストレスにでもさらされてるのかな?
まぁ…会ってみてもいいか。
どうせ私は落ちるとこまで落ちた。
軽はずみなセックスしたって、もうこれ以上落ちることなんてない…
私なんかどうにでもなればいい。