築「やりたい事とかねぇのかよ。」
愛琉「やりたい事ね...。」
築「てっきりお前は
こういう仕事がしたいんだと
思ってたけどそうでもないんだな。」
鬼男は脇に抱えていた
雑誌を机の上に投げる。
愛琉「モデルかぁ。
確かに楽しいし皆から可愛いって
言ってもらえるのは嬉しいけど
そこまで考えた事なかったな。」
築「何をやるにも中途半端。
そんなだからダメなんだよ、お前は。」
そんな気分じゃなかったけど
いちいち痛い所を突いてくる
鬼男に久しぶりにイライラした。
八つ当たりと言った方が
正しいのかもしれない。