愛琉「あんたってさ彼女いるの?」
築「何だよ、急に。」
愛琉「私にいっつも偉そうな事
言ってるけど、休日はほとんど
家にいるし彼女らしき影が
見えないけど、どうなのかなって。」
たっぷり間を取ってから
いるよと鬼男は言った。
そっか、そうだよね。
こいつ、顔だけはいいもんね。
愛琉「じゃあ私と暮らしてちゃダメじゃん。
彼女、怒っちゃうよ?」
築「そんな女じゃないから。
別にいい。金が貯まるまでの
仮住まいだしな、ここは。」
愛琉「そうだけど。
でも、ここはあんたの家だよ!
あんたがあんたでいていい場所だよ。」
仕方なく始めた事だって分かってる。
でも寂しかった。仮住まいだなんて
言わないで欲しかった。



