私のお皿を受け取り
自分のフォークで綺麗に
パスタを巻く先輩の姿を眺めながら
ふと、あいつの言葉を思い出した。
先輩と付き合ったら
私はお腹いっぱいご飯を
食べる事も出来ないんだ。
偽りの姿でいるのって
思ってたよりも大変なのかもな。
学校だけなら何とかなっても
こうして休日にデートしたり
するようになれば、その分
我慢しなくちゃならない事も増えるんだ。
大雅「新川、どうした?」
愛琉「あー。先輩、パスタ
巻くのうまいなーって見惚れてました。」
大雅「何だよ、それ。普通だろ。」
愛琉「先輩の長い指とフォークと
パスタがマッチしてます。」
大雅「はは。新川って本当面白い。
俺、新川とだったら毎日いても
飽きないかも。」
もちろん嬉しいけど、一瞬だけ
先輩と毎日一緒はキツいなーと
思ってしまう自分がいた。



