外見9割、性格1割。


本当にいなくなったんだ、鬼男は。

芽衣「愛琉!愛琉!大丈夫?」

愛琉「ごめん、私、帰るね。」

鬼男が学校を去ったのは
私のせいなんだ。

始業式を抜け出した私は
学校近くの河原で泣いた。
何ヶ月経っても忘れられない。

何で、鬼男は私のそばにいないの?

私がちゃんと聞いてれば...
鬼男の忠告を素直に受け止めれば
こんな事にはならなかったかもしれない。
若葉ちゃんを疑えば
最悪の事態は免れたかもしれない。

愛琉「...どこ、行っちゃったの?」

もちろん誰も答えてくれない。
この2ヶ月間、私は何度も何度も
同じ事を問いかけた。
でも、鬼男は答えてくれない。
そばにいないから教えてくれない。