外見9割、性格1割。


校長「でしたら、もう一度...」

築「でも、俺は自分の人生よりも
大切なものを見つけたんです。
仕事なら、いくらでもあります。
やる気になれば何だって出来る。
教師以外の仕事は見つかります。
だけど新川は1人しかいませんから。
俺の愛する人は新川以外
考えられないんです。」

初めて知った。鬼男がそこまで
私の事を大切に思ってくれてた事を。

校長「黒沢先生はまだお若い。
一時の感情に流されて人生を
決断されるには早くないですか?」

築「行く宛のない俺を拾ってくれた
校長には感謝しています。
だけど、新川が言ってたんです。
好きになってしまったのだから
仕方ない。本当にその通りです。
俺は、誰に何を言われても新川の事が
好きなんです。必要なんです。
新川を愛する事が許されない事だと
おっしゃるのなら教師をやめます。
今日まで雇って下さって
本当にありがとうございました。」

校長室から出て来た鬼男は
私の頭を撫で、愛してると言った。

でもその日を境に鬼男はいなくなった。
あんな言葉を残したくせに
私の前からもいなくなった。