外見9割、性格1割。


築「何でお前は新川の事を
目の敵にするんだ?」

若葉「だって、あの人。
本当はカリスマでも何でもないじゃん。
お兄ちゃんが言ってたよ。
あの人、中学生の頃は地味でダサくて
デブな影の薄い女だったって。
高校デビューのくせにカリスマ読モとか
言われて周りの人の事騙してるんだから。
西宮学園に入学した途端、彼氏が
あの人を紹介しろってしつこく言ってきて
私が怒ったら逆切れされて...
あの人でせいで彼氏に振られたんだから。
恨まれたって当然でしょ?」

怒る若葉ちゃんに鬼男は
見覚えのある笑みを向けた。

築「前川が子供で助かったよ。」

若葉「は?」

築「新川の事が憎いのなら
思う存分傷付ければいいと思う。
でも、俺が新川を守るから。」

その冷ややかな笑みを目の当たりにしても
若葉ちゃんは少しも怖気付かなかった。