築「お前が先に行け。」
愛琉「どっちだって一緒じゃん。」
築「お前が前を歩けば
何かあった時に助けられる。
自覚しろ、お前も女なんだ。
俺は、お前に何かあった時
助けられないのは嫌なんだ。」
鬼男の優しさは底知れない。
こんなにも優しくて
私の事をいつも考えてくれる人と
出会えて良かった。
私だって鬼男と出会えて良かった。
愛琉「最高だね、あんた。」
築「は?」
愛琉「あんたと出会えて良かった。」
築「相変わらず脈絡なさすぎ。」
愛琉「まあ、バカだからね。」
鬼男は本当に私から
かなり離れた距離を保ちながら
着いてきて、その姿が
ほんの少しだけ笑えた。



