愛琉「もちろんだよ。友達になろう。
あ、良かったら番号交換しようよ。」
若葉「ありがとうございます!」
番号を交換し、若葉ちゃんを
家へ送ると私は来た道を引き返す。
私だってバカじゃない。
これでも鬼男の気持ちは
汲み取ってるつもりだ。
築「愛琉、どこへ行く?」
愛琉「回り道して帰る。
あんたはそっちから帰って。」
築「ダメだ。お前もこの道を通れ。」
愛琉「若葉ちゃん家だって近いし
誰がどこで見てるか分からないよ。
この辺は、うちの学校の生徒も
多いから、あんたと一緒に帰ったら
バレるかもしれないじゃん。」
築「分かってる。離れて歩く。」
愛琉「大丈夫だから、私は。」
鬼男は深々とため息をついた。
築「ダメだ。俺の言う通りにしろ。
お前がどうしてもそっちの道から
帰るって言うのなら俺もその道で帰る。
心配なんだ、お前の事が。」
愛琉「分かった。あんたが先に行って。
私が離れて歩くから。」



