クラスメイトは口々に不平や不満を
言い始める。しばらく黙って
聞いていた鬼男は、声を張り上げるでもなく
もういいか?と私たちに尋ねた。
クラスが静まり返る中
声を発したのは芽衣だった。
芽衣「先生、教えて下さい。
他の人達の事は分からないけど
私の調査表を受け取れない理由を。
私は真剣に考えました。
でもそれを受け取れないと判断したのは
無謀だと思っているからですか?
テストで10位以内に入れない私が
模試でB判定の私が、行ける
大学ではないと言いたいんですか?」
芽衣の本気が伝わった。
多分、誰よりも芽衣は将来の事を
考えている。



