またはぐらかされる。
なんとなくそんな気がした。

築「愛琉。」

でも、違った。

築「でも、特別に100点をやる。
俺と恋人同士になる
覚悟があるのなら入ってこい。」

鬼男のバカ...。

ーガチャ

扉の前で私の事を待っていた
鬼男は私の事を抱き締めた。

築「好きだ。愛琉。」

愛琉「バカ。遅いよ。」

築「大切にする。これからは絶対に。
お前の気持ちから逃げない。
だから、俺の彼女になってくれないか?」

愛琉「...はい。」

体を離した鬼男は優しい笑みを浮かべ
私の唇にキスをした。