それが例え社交辞令だったとしても
お世辞だったとしても
お母さんを咎める気持ちにはならない。
今日まで一言の文句も言わず
私に良くしてくれた。
そんなお母さんの事を
責める事は誰にも出来ない。
愛琉「今日まで大変
お世話になりました。」
芽衣母「いいのよ、気にしないで。」
もう一度お母さんに頭を下げ
芽衣の部屋へと戻る。
芽衣は参考書を沢山広げながら
机に向かっていた。
芽衣「あ、愛琉。もうお風呂入った?」
愛琉「うん。」
芽衣「じゃあ、私も...」
愛琉「あ、お父さん。
先に入っちゃったから、まだかも。」
芽衣「そっか。」
芽衣は参考書を閉じると
私の布団を敷いてくれる。



