外見9割、性格1割。


愛琉「多分、すぐには諦められない。
そんな簡単な話じゃない。
でも、あいつがうちの学校の
先生じゃなくなる日までには
私の本当の笑顔を見せたい。
偽物じゃない、笑顔をさ。」

ずっと仮面を被ってきたから
それが容易な事ではない事は分かってる。
でも、自らの手で仮面を
剥がそうとした鬼男の姿を
目の当たりにしたから
私もそうなりたいと思った。

鬼男の納得する笑顔を鬼男に見せたい。
偽りのない、笑顔を。

愛琉「新しい家はちゃんと探す。
だから、それまでお世話になってもいい?」

芽衣「当たり前じゃん。
お母さんには話してあるから。」

愛琉「ありがとう、芽衣。」

さっき、鬼男が言っていた
言葉を今更ながら理解した。
大切なものは1つじゃない。
大切なものが2つあってもいいんだ。