外見9割、性格1割。


芽衣「それはその友達がバカだよ。
大切だって思ってるのに何で言わない?
世の中にエスパーなんていないよ。
言わなくても分かって貰おうなんて
傲慢すぎるよ!...って。」

愛琉「私、そんな失礼な事言ったの?
ごめん。芽衣の話って気付かなくて。」

芽衣は大きく首を振った。

芽衣「その言葉のおかげで
明と別れずに済んだの。
愛琉の言う通りだなって思ったから
私の気持ち伝えたら
明は泣きながら謝ってくれた。
だからね、愛琉。大切って
思ってるのは愛琉だけじゃないんだよ。」

私はいつも精一杯だった。
自分の事で精一杯で
誰かを救える事なんてないと思ってた。

芽衣「今、愛琉が辛いのなら
私が力になる。味方になる。
反対もしないし出来る限り協力する。
昨日あんな事を言っておいて
今更遅いって思われるかもしれないけど
私は愛琉の気持ちを大切にしたい。」

愛琉「鬼男には...フラれたよ。
ううん、随分前からフラれてるけど
そうじゃなくて。私の気持ちの中で
区切りがついたんだ。
ああ、今が別れの時だって思ったんだ。
一緒に住まなくなったら私と鬼男の
繋がりはなくなる。教師と生徒。
あるべき姿に戻る。それが普通なんだ。
芽衣の言う通り。辛い恋はしたくない。」

芽衣「そっか。」