数学準備室へ向かう為に
階段を登り始めた私の事を
聞き慣れた声が呼び止める。
村木「新川!」
私の名を呼んだのはこの学校で
一番人気の先生、むらっちだった。
村木「良かった。
新川がまだ帰ってなくて。」
愛琉「むらっち、どうしたの?」
村木「新川に頼みがあるんだ。
俺、今年から学校の広報担当になってさ。」
愛琉「広報担当?」
村木「来年の入学生を
増やさなきゃならないんだ。
そこで新川に頼みがある。
うちの広告塔になってくれないか?」
愛琉「広告塔って?」
村木「とりあえず詳しい話は
校長と教頭から聞けるから。
職員室まで来てくれないかな?」
愛琉「でも、今から私
数学準備...」
村木「校長と教頭も待ってる。」



