外見9割、性格1割。


私だって、普段使わない脳みそを
フル回転させて考えた。
家族の思い出が詰まった家がなくなるよりも
私は、鬼男がいなくなる方が嫌なんだ。

愛琉「何がしたいんだよ...」

築「え?」

愛琉「意味分かんないんだよ、あんた。
今更こんな電話かけてきて
どうゆうつもり?1度もかけてきた事
なかったくせに、ズルいよ。
悪かったなんて言わないでよ。
あんたは何も悪くないじゃん!
私が悪いんじゃん!私の気持ちを
押し付けた。あんたが嫌いな事
知ってたくせに。想いを寄せられても
迷惑なだけだって知ってたのに
あんたの事困らせた。
あんたは何も悪くない。
悪いのは、私の気持ちだ。」

目を閉じると溜め込んだ涙が流れる。

でも、今の私の瞼の裏に映るのは...
芽衣の顔。鬼男は悪くないなんて
言っておきながら...結局、私は
いつも自分の事ばっかりだ。