外見9割、性格1割。


芽衣「明もさ、似たような事言ってた。
早川が勉強を大切にしてる事は
十分すぎる程分かったから
もっと別の大切なものを考えてみない?
確かに勉強には感情がない。裏切らない。
信用出来る。でも、早川が嫌ってる
人間にも裏切らない奴は沢山いる。
...例えば、俺とか。...って。」

初めて聞いた。芽衣の口から。
私がどれだけ聞いても
今の彼と付き合う事になった
エピソードを話してくれる事はなかった。

芽衣がそんな話をする時はいつも
私に何かを諦めさせようとする時。
芽衣の言葉には説得力がある。
だから、いつも鵜呑みにしてしまうけど
今回ばかりはそうはいかない。

愛琉「芽衣も私にかける言葉は
1つしかないって思ってる?
鬼男の事は諦めなよ。って思ってる?」

芽衣「思ってるよ。随分前からね。」

愛琉「そっか。」