白戸「でもさ、新川が初めて
俺に頼ってくれたから嬉しいんだ。
変な風に受け止めないで欲しいんだけど
しばらく兄ちゃん、早川の所
泊まるって言ってたし部屋は
空いてるから、新川が本当に
困ってるのなら俺は助けたいよ。」
鬼男と暮らし始めてから半年。
真正面から優しくされたのは
久しぶりだったから
また、泣けてきた。
中途半端な私にも
鬼男の事を想う私にも優しく出来る
白戸くんのその優しさは
どこから来るのだろう。
愛琉「ごめんね。」
白戸「何が?」
だからこそ言わなくちゃならない。
私は鬼男以外の誰かの事を好きになれない。
愛琉「私、白戸くんの気持ちには
多分。いや、絶対。
どれだけ時間が経っても
応えられないと思うんだ。」



