でも、今の私には無理なんだ。
愛琉「そんなだからダメなんだね。
好きな人に女として見てもらえない。
分かってるんだけどね。
もっと女の子らしくしなきゃって
そう思うんだけど...
楽しかった、あの頃が。1番。」
結局、行き着く先は鬼男しかいない。
しばらく大声で笑っていた白戸くんは
ほんの少しだけ眉を顰めた。
白戸「俺はさ、新川の事
困らせたくないから
今の気持ちは言わないでおくよ。
その代わりに教えてくれない?
黒沢先生と何かあった?」
愛琉「...家...出てきちゃった。」
白戸「そっか。」
愛琉「ずっと考えてみたけど
私、頼れる人っていなかった。
芽衣がいなくなっちゃったら
あいつがいなかったら
私は頼れる人がいなかった。
支えられてた。大切さに気付いた。
芽衣しか親友がいない私にとって
あいつの存在って
めちゃくちゃ大切だった。」



