外見9割、性格1割。


...気付いてしまったんだ。
私がどうしようもなく困っている時に
助けてくれる人は鬼男しかいなかった。

愛琉「...もう...ヤダ...。」

何を考えてもどんな未来を想像しても
結局行き着く先は鬼男しかいなくて嫌になった。

白戸「...新川?」

涙で滲んだ瞳で振り返ると
自転車に乗った白戸くんがいた。

白戸「どうした?珍しい。
新川がサボりなんて。」

白戸くんは自転車を停めると
当たり前のように
私の座る河川敷へと降りてくる。

何を話すでもなく私たちは
川の流れをじっと見つめていた。