外見9割、性格1割。


校門の前に着いた私は引き返した。

学校へ行けば鬼男と顔を合わせてしまう。
もう少し、気持ちが落ち着くまで
鬼男の顔は見たくなかった。

今日は休もうと思い
学校近くの河原で時間を潰しながら
これからの事を考えた。

家に帰れない私の帰る場所。
それって本当にあるのかな?

芽衣に言えばきっと泊めてくれる。
でも、まだ芽衣は入院中だ。
退院してから言ったとしても
同時に心配をかけてしまう。

詩乃に言えば喜んで泊めてくれる。
でも、私は詩乃の前じゃ
本当の私でいられない。

頼れる人。友達。親友。同級生。
色んな人の顔を浮かべては消した。