最近ではあまり見なかった
一緒に暮らし始めた頃の
冷たい鬼男がそこにはいた。
築「お前さ、嘘って
何だと思ってるんだよ。」
私の質問には答えてくれないくせに
鬼男はまた意味不明な事を聞いてくる。
愛琉「自分の気持ちとは正反対な事を
言っちゃう事だよ。」
でも、何か答えなきゃ
鬼男の気持ちは変えられない。
だって、鬼男は頑固だから。
築「違う。」
愛琉「違わない!!
私は昨日までのあんたの言葉を
信じたいよ!怒らせたのなら謝る。
だけど私はあんたと一緒にいたい!」
やっぱり今日も鬼男は
曖昧な笑みを浮かべた。



