今日、初めて鬼男と目が合った。
ただ、それだけの事なのに
寂しさが込み上げて目には
一杯の涙が溜まった。
バカか、私は。
何、この場面で寂しくなってるんだ!
でも、鬼男が悪いんだ。
嬉しい言葉ばかり間接的に
伝えてくるから、私は
鬼男と離れたくなくなっちゃうんだ。
築「新川は俺の光なんです。
真っ暗闇に美しく光り輝く
月のように輝いているんです。」
ほら、そんな事言うから...。
もう堪えられなくなっちゃうじゃんか。
私の涙を見たお父さんは
ため息をつきながら立ち上がる。
父「母さん帰るぞ。」
母「ちょっと待ってよ、あなた...」



