でも、鬼男はそうじゃなかった。
築「あなたに理解して貰おうと
一生懸命になった自分が馬鹿でした。
俺は今まで新川の家をなくしたくないと
思う気持ちに賛同して同居を
続けて来ましたけど、お父様が
そう仰るのなら新川の事は連れて行って
貰って構いません。契約上、ここは
俺の家ですから。他人の家の事に
口出す権利はありません。」
父「君の言う通りだ。
愛琉、大きな荷物は後で運ぶ。
すぐに支度をしなさい。」
築「でも、最後に1つだけ言わせて下さい。
俺はあなたの事を軽蔑します。」
父「君にどう思われようが関係ない。
愛琉、早く行きなさい。」
お父さんの言葉にも怯まずに
鬼男は最後まで私の味方でいてくれた。
築「あなたに認めてもらえなくても
俺は新川の気持ちを尊重します。
クソつまらない俺の人生の中で
彼女に出会え事はラッキーだったって
本気でそう思いますから。
新川はあなた達の誇りなんです。」
父「だから、君の気持ちなど
関係ないと言ってるだろ!!」



