ーガチャ
築「そうだろうとは思ってたけど
やっぱり片付けてないんだな。」
愛琉「あ、ごめん。すぐに片付る。」
鬼男は私の腕を掴むと顔を覗き込む。
築「うまくいかなかったのか?」
愛琉「完璧だったよ。
さすが、あんたの友達だね。
萌さんのおかげで全部上手くいった。」
築「あいつは嘘つきの萌って
呼ばれるくらい昔から嘘は上手いからな。
とりあえずバレなくて良かったよ。」
私の事なのに自分の事のように
鬼男が喜ぶから言えなかった。
私の中に芽生えたつまらない
感情なんて、私のために
ここまでしてくれた
鬼男に言えるはずがなかった。



